県内の建設産業で活躍する若者を増やしたい!鹿児島市で合同企業説明会


県内の建設産業で活躍する若者を増やそうと鹿児島市で、合同企業説明会が開かれました。

(記者)
「地元で働きたい若者を採用し育てていくことは人材不足に悩む業界にとって最重要課題となっています」

「災害とかが起きたときに、警察、自衛隊、消防の前に車両が通れるように道を整備する仕事です」

県建設業協会が開いた説明会には、県内に本社や事業所を置く68の企業が参加し、6つの高校から1・2年生およそ300人が訪れました。

(鶴翔高校1年)
「昔から機械のことが大好きなので土木関係の会社に入りたいと思っています」

(川内商工1年)
「インテリア関係のことを考えていましたが他の電気なども考えていけたらいいなと思いました」

(川内商工1年)
「県内がいい。やはり地元に関わることができるって素敵だなと思ったので」

各企業は工夫を凝らしたプレゼンテーションで仕事と職場の魅力を伝えていました。

(県建設業協会人材育成対策室 小林尚智 室長)
「今までのイメージと全く違った形でICT等を使って全く汗をかかない形で施工できるようなものがずいぶん進んでいる。女性の方や若い技術者の方はたくさんいらっしゃいますので抵抗感なく建設業界に飛び込んでいっていただければ非常にありがたいと思います」

鹿児島労働局によりますと、去年3月に卒業した高校生3174人のうち県内企業に就職した人は、全体の6割でした。
一方、およそ4割にあたる1280人は県外に就職していて、全国で3番目に多いということです。

 
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