鹿児島県の新年度予算案は約8500億円 2年ぶりにプラス見通し 物価高騰の緩和策など重点配分


県の新年度の予算案がおよそ8500億円と2年ぶりのプラス予算となる見通しであることが分かりました。

関係者によりますと県の新年度の一般会計当初予算案は総額およそ8500億円で、前の年度を100億円ほど上回り、2年ぶりのプラス予算となる見通しです。

物価高騰の緩和策をはじめ、塩田知事がマニフェストに掲げる農林水産業や観光関連産業などの稼ぐ力を引き出す取り組みのほか、能登半島地震を踏まえた防災対策の充実などに予算を重点的に配分しているということです。

また、組織においては観光の稼ぐ力の向上を図るため「PR観光企画監」を置くほか、児童相談所の体制強化などを検討しています。

新年度の当初予算案は7日に発表され、19日に開会する県議会に提案される予定です。

 
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