あすから最強寒波 雪や凍結に備えて 鹿児島県
今週は数年に一度レベルの強烈な寒波が居座り、全国的に災害級の大雪のおそれがあります。県内でも雪や凍結への備えが必要です。
3日は、二十四節季の立春。鹿児島市の教王寺ではふんどし姿の僧侶たちがー
●教王寺・冨田晃義住職
「令和7年をすこやかに難なく過ごせますように心を込めて御祈祷をさせていただきます」
3日朝の鹿児島市の最低気温は7.1℃。冬にして暖かい日々が続きましたが、それも3日までです。
九州南部では、4日から6日頃にかけてこの冬一番の強い寒気が流れ込む予報で、気象台は大雪への注意を呼びかけています。同じ場所で降り続いた場合は警報級の大雪となる可能性もあります。
気象台が例にあげたのが2016年1月の大雪です。このときには鹿児島市で14センチの積雪を観測するなど県内各地で記録的な低温となり、水道管の破裂や水漏れで約1万8000世帯が断水しました。
高速道路や峠の道路では通行止めとなるおそれがあります。不要不急の外出は控え、路面の凍結による交通障害、農作物の管理などに注意してください。
空の便では、日本航空が4日・5日の屋久島・喜界島・沖永良部・与論の発着便に影響が出る可能性があるとしています。海の便ではしけの影響でフェリーはいびすかすやフェリーあまみなどが4日の欠航を決めています。